数々のホラー好きをトラウマにしてきた「シャイニング」。
そして、その続編「ドクター・スリープ」が2019年11月29日に公開!
この映画は「シャイニング」の40年後が舞台になり、息子のダニーが主人公となっています。
「怖い」で定評がある映画の続編なので期待が高まりますよね。
年齢制限(R15)があるので注意が必要ですが、怖い映画を楽しみたい方は必見です!
今回は、映画「ドクター・スリープ」のあらすじ、感想について紹介していきます。
ネタバレや年齢制限も大丈夫な方は早速見ていきましょう。
Contents
ドクター・スリープ映画のあらすじ
「ドクター・スリープ」は「シャイニング」の40年後の物語です。
前作を知らない方のために「シャイニング」から振り返っていきましょう。
前作「シャイニング(1980年)」
この物語の主人公は、ジャック・トランス。
教師の仕事を辞め、小説家の仕事に専念するため、ホテルの冬期管理人の仕事に応募しました。
そのホテルは、コロラド州、ロッキー山脈の山中にあるオーバールックホテル。
冬期は利用せず管理を一人で行うということから、主人公は魅力的に見えました。
しかし、このホテル「以前の管理人であるチャールズ・グレイディが孤独から妻と娘2人を斧で殺し、自殺した」いわく付きだったのです。
そんな噂を気にしない主人公は、妻のウェンディと息子ダニーと住み込みで働く事に。
この息子が後の「ドクター・スリープ」の主人公です。
ダニーは「輝き(Shining)」という超能力を持っていたので、ホテルの不気味さを感じていました。
そして、ホテルで起こる様々な怪奇現象が家族に襲いかかります。
本作「アイズ・ワイド・シャット」「時計仕掛けのオレンジ」などの名作を生み出したスタンリー・キューブリック監督が手がけています。
シーンにこだわりが強い監督の特徴が最大限に活かされ、この映画でも人間のリアルな心情を表現されていて映像一つ一つにインパクトがありました。
恐怖の表情は一度見たら忘れられませんよ。
ホラー好きにはたまらない作品ですので是非ご覧になることをオススメします!
続編「ドクター・スリープ(2019年)」
先ほどの紹介した息子ダニーが今回の主人公。
舞台は、前作では三輪車が印象的だった少年から40年後の物語なんです。
恐ろしい出来事から奇跡的に生き残ったダニーは、トラウマやストレスからアルコール溺れ人生のどん底にいました。
しかし、ある時同じ能力「輝き(Shining)」を持った少女アブラと出会い、新たな戦いの幕を開けました。
その原因とは「真結族」。
彼らは「輝き(Shining)」を持つ子供を攫い、解剖し、その精気を吸引するという集団だったのです。
彼女を守るため戦う事を決意したダニーとアブラは再び呪われたホテルに向かって行きます。
今作は、映画「オキュラス/怨霊鏡」などホラー映画を得意とされているマイク・フラナガン監督。
彼は、原作者のスティーブン・キング(他にも「スタンドバイミー」「グリーンマイル」など)ファンなので、かなり丁寧に作られました。
シャイニングとの繋がりには苦労されたようで、前作を見てから本作をご覧になるとより一層物語りを楽しめます!
ドクター・スリープ映画のネタバレや感想

続編の評価は難しく、前作と比較してしまいがちです。
本作品は前作と監督も異なるので雰囲気がガラリと変わりました。
しかし、続編でも楽しかった!という意見が多かったのです。
では、続編「ドクター・スリープ」を観た方の感想を紹介していきますね!
良かった意見
シャイニングの続編。
見始めは、「シャイニング見てなくても別物としても見られる内容だな」
と思っていたのも束の間、最後の30分でシャイニングの世界観を思う存分楽しむことができました。引用元:Filmarks
点と点が結びついた時の鳥肌、すごいです。
キューブリック版『シャイニング』のファンなら感動して涙をしてしまうんじゃないかと思うくらい、映像の撮り方や演出の仕方が似ている。
ちなみにホラー要素はもちろん、サスペンス要素もあり、かなり楽しめます。
これは大傑作間違いなし!引用元:Filmarks
40年ぶりの続編と言うことで「シャイニング」ファンは待ち望んでいたでしょう。
本作品で多くの意見が挙がったのは「バトルシーンが良かった」との事でした。
「ホラー映画でバトルシーン?」と思われるかもしれませんが、ホラーだけでなく物語に感動する方も多かったようです。
他にも、「ホテルの再現率は本当に凄い」という意見がかなり多かったです。
40年という歳月が経ち、技術も格段に上がっているので過去の作品と比べるとワクワクして見れますよね。
悪かった意見
ストーリー自体も、前作のモチーフはふんだんに使われつつも、ほとんど超能力者のバトルものをホラーのトーンでやりましたって感じで、前作とはかけ離れたものだった。
引用元:Filmarks
内容的には面白かったけど幽霊系のホラーというより途中エックスマン見てる?って思った。
シャイニングの面影がたまにちょこちょこ顔を出してそこも何か良かった。引用元:Filmarks
「面白かったけど、イメージと違った。」
「前作を見ていたら回想シーンで面白かったのかも」という意見もありました。
前作が40年前とのこともあり、知らずに見に行かれた方も多かったみたいですね。
ホラーシーンよりも主人公達のアクションシーンにインパクトがあったためか、本格的なホラー映画を期待された方は少し物足りなかったかもしれません。
全体的に高評価だったので見る価値は高いですよ!
ドクタースリープは怖い?

映像で見せるホラー映画と言えば「シャイニング」という方も多いでしょう。
その続編だと気になっても「ホラーが苦手な人にはお勧めじゃないよね」と思われますよね。
しかし、ホラーが苦手な方でも観られている方は結構いらっしゃいますよ。
実際観た方で怖さについての感想を見ていきましょう。
ホラーというよりSF(すこしふしぎ)ファンタジー…?
面白かったしユアンかっこ良いし、ホラー苦手だな〜…って方も前作シャイニングを観てから観てみて欲しい〜!引用元:Filmarks
サスペンスとして、ホラーとしてももちろん楽しめます。そりゃ天下のスティーヴン・キングさんによる作品なので。
ですが!!!恐怖で鳥肌は立つは過激描写で喉元が疼いていたのも束の間、最後にはダニーおじさんから勇気と自信を頂けます。ああ、自分は自分に誇りを持っていいんだ、ありのままに生きていっていいんだ、そう思わさせてくれました。
だって私の中にはダニーがいるから。きっと最後には皆さんそう感じると思います。
大きな恐怖を超える大きな愛を教えてくれた、冷たそうで実は暖かい作品です。
引用元:Filmarks
多くの意見では、先ほども少し感想にありましたが、ホラーだけでなくストーリー性も強い映画なので苦手な方でも楽しめる映画です。
辛口コメントでは「ホラー映画ではない」と言う方もいらっしゃいます。
しかし、見方によってはホラーとアクションのハラハラ感を同時に楽しめる映画でもあります。
前作では、ホテルの怪奇現象がメインの物語でしたが、今回はダニーの持つ「輝き(Shining)」がメインの物語となっています。
そのため、ホラー要素だけでなく、親子の愛や仲間の絆なども感じられる作品なのです。
ダニーの持つ能力の苦悩なども丁寧に表現され、ホラーだけで終わらせないところが、スティーブン・キングの魅力。
さらに、その繊細さを表現されたマイク・フラナガン監督は本当に作品を大切にされていることが伝わる映画となりました。
ホラーの枠だけに囚われず、ハートフルな作品となっているので、ホラーが苦手な方も是非挑戦されてみると良いでしょう!
ドクタースリープ映画は年齢制限がある?

先ほどホラーが苦手な方でも大丈夫!
と言いましたが、残念ながらR15の年齢制限があります。
ホラー映画では年齢制限があることはよくあるんですよね。
映画館に行って「見れない!」という事になっては残念ですので、事前に確認が必要ですね。
また、原作者スティーブン・キングは2019年11月1日から公開された映画「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」の原作者でもあります。
11月24日時点で興行収入15億円突破し、ホラー映画のトップクラスと言っても過言ではありません。
この映画もR15の年齢制限がありますので、少し過激に思われるシーンがあることが理由に当たります。
年齢制限は複雑で、いじめ描写や暴力、偽造犯罪など若者に悪影響のあるシーンを審査の対象にされているのです。
観た方は、「これくらい大丈夫」と思って制限対象のお子さんに見せることは絶対に止めましょう。
ホラーの面白さに定評のあるスティーブン・キングの映画なので是非みたいと言う方も多いでしょうが、年齢制限があるので確認を忘れないようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
ホラー映画で大人気の「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」が40年という歳月を経て上映されます。
ホラー要素がだけでなく、アクション、ストーリーにも力が入っている作品なので、ホラーが苦手という方にもきっと楽しんでいただけます。
勿論、前作ファン、原作ファンにも間違いなく楽しんでいただけるでしょう!
しかし、R15の年齢制限がありますので、お子さんがご覧になる際は十分に気をつけましょうね!
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