劇場版名探偵コナン「業火の向日葵」は、画家のゴッホの代表作のヒマワリをモチーフとした作品ですが、「犯人の動機がひどい」と口コミで評判になっています。
その犯人がどのように登場するのか、犯人の声優は誰なのかなど、あらすじやネタバレ感想が気になるではないでしょうか?
今回は「業火の向日葵」のあらすじからネタバレ、口コミや感想までご紹介したいと思います。
また、名場面や名台詞にもご注目下さい!
Contents
業火の向日葵のあらすじ

かつて第二次世界大戦時の空襲で焼失したとされるゴッホの2枚目の「ひまわり」の模写がオークション出品され、3億ドルで落札したのは鈴木財閥相談役の鈴木次郎吉でした。
その後、次郎吉は7つ全ての「ひまわり」を集め、日本に憧れたひまわり展の開催を宣言しました。
「ひまわり」を守るための7人の侍を紹介するが、会場に怪盗キッドが姿を現し、警備主任が追い詰めるも、キッドは逃亡します。
次郎吉は突然現れた工藤新一と7人の侍を乗せ、ジェット機で「ひまわり」を羽田空港へ運びますが、仕掛けられた爆弾が爆発して「ひまわる」が吹き飛び、機内は火災発生し飛行機は操縦不能です。
一方、コナンは「ひまわり」を持って飛ぶキッドを見かけ、ビルの上にキッドが手ぶらでいるのを発見するものの逃してしまいます。
飛行機はギリギリで空港との衝突を回避し、ビルの屋上では「ひまわり」も発見され、学芸員の鑑定により損傷無しとされ、次郎吉の金庫の鉄狸改に保管されました。
飛行機爆破がキッドの仕業ではないかと囁かれる中、園子はキッドが人殺しをしないと主張します。コナンはと言うとこれまでのキッドの犯行などから、今回のキッドの狙いを探ります。
業火の向日葵のネタバレ感想

以下では、「業火の向日葵」のネタバレや名場面、名台詞を紹介していきます。
怪盗キッドと因縁の相手の1人である鈴木次郎吉による、テレビアニメでは表せないような迫力と大規模な2人の対決がメインとなります!
また、今回のキッドはとはいつもと一味違う様子で、キッドの起こした行動がきっかけとなって飛行機内で火災が発生するなど、キッドが本物の悪人のような行動もしてしまいます。
しかし、それには全て理由があり、キッドのお供でもある執事の寺井の若かりし頃の出来事が関係していて、犯人の思惑と正体を知っての行動でした。
業火の向日葵の名シーン
名シーンと言えば、怪盗キッドが気を失った蘭をお姫様抱っこして、閉じ込められたレイクロックから脱出するシーンです。
ひまわりを守ることには成功しますが、火災を消す為の多量の水によって美術館が崩壊を始め、キッドのハンググライダーでは3人では飛べない為にコナンはキッドに蘭を連れていかせます。
蘭の命を救う為に自分を顧みずにキッドに託すコナンと、それを理解して2人でもギリギリだと言うハンググライダーで何としてでも脱出しようとするキッドが、本当にかっこよく熱いシーンでした!
業火の向日葵の名台詞
「あんたは所詮、自分に都合の良いように考えることしかできない犯罪者だ」
物語の終盤、犯人が自らの犯行を自白した際に、工藤新一として怪盗キッドが犯人に言い放った台詞になります。
独りよがりの犯行をして他人に迷惑をかけた犯人に対して、策を講じて防いできた怪盗キッドだからこそ言えた言葉ではないでしょうか。
更に怪盗キッドと工藤新一の声優は同じ人なので、本当に工藤新一が復活して言った台詞のようですね。
業火の向日葵は犯人の動機がひどいの口コミ?

今作は「犯人の動機がひどい!」という評判がありますが、ズバリ犯人とは宮台なつみ(みやだいなつみ)という人物です。
ひまわりを守る7人の侍の内の1人に次郎吉に選ばれていて、絵画鑑定士として劇中でもひまわりに傷がついていないか鑑定します。
あらゆる小細工を使ってひまわりの展示をやめさせようとしますが、工藤新一に扮するキッドの1枚上手の策略により全て阻止されてしまいます。
その動機とは、「2枚目と5枚目のひまわりの絵を贋作だと思い、それが他の本物のひまわりと並べられるのが許せなかった」というものです。
鑑定士としてゴッホの名画の隣に偽者があるのが許せなかった気持ちは分からないでもないですが、それにしてもあまりにお粗末な犯行でした。
結局は自分の身が可愛いが為に、飛行機でひまわりを運ぶ際には空港に着く直前で爆破させたり、レイクロックでは自分が避難した後に火災を発生させたりしています。
今回の事件は殺人事件ではありませんが、動機も犯行もこれまでの映画作品の中では大したことはなく、その点がひどいと思われたのでしょう。
声優の榮倉奈々が棒読みでつまらない?

犯人の動機がひどいという口コミと共に話題に上がっていたのは、「榮倉奈々が棒読み過ぎる」という話題です。
そして、榮倉奈々さんが演じていたのは、なんと犯人である宮台なつみです!
大人しそうな印象を受ける眼鏡で黒髪の女性で、声質的には合っていると思えますが、次郎吉の7人の侍の1人なので出演場面や台詞もそれなりにあります。
豪華声優陣で
— けも耳をモフモフしたい (@nHUB21B2YP7XPNj) April 4, 2019
「俳優は声優ではない」
って言ってるけど結局、見ていて違和感無かったらいいと思う。
でも知名度があるだけの俳優が声優して、セリフ棒読みは辞めてほしい。
ほら、あれとか酷かったじゃん
名探偵コナン 業火の向日葵
犯人が最後白状するとこ全部棒読みのやつとか。(ToT) pic.twitter.com/J6axADqAJO
過去の劇場版コナン作品においては、女優の柴咲コウさんや「ミヤネ屋」の宮根誠司さんなど多くの方が出演しており、役に合った声を出せている方は多いです。
劇場版のコナンにおいて、一般公募でアフレコに参加した子供が毎回出演しますが、こちらはコナンファンであれば承知していることと思われるので、慣れている方は気にしないでしょう。
今回の声優陣も演技の上手い方は多いので、こういった事情がある中でも、榮倉奈々さんの演技はあまりキャラクターに合っていなくてつまらないと評価されてしまったのだと思います。
まとめ
名探偵コナン「業火の向日葵」のネタバレや名場面や名台詞がお分かり頂けたでしょうか?
怪盗キッドと次郎吉の対決や怪盗キッドとコナンの協力プレイが見どころで、寺井の過去など意外な事実も判明しました。
また、キッドは本当のテロリストではなく、犯人の犯行を食い止める為に行動していたことが分かり、キッドのかっこいいシーンも見られる作品でした。
榮倉奈々さんの演技や犯人の動機について、つまらないという口コミもありましたが、本当につまらないのかどうかは、あなたの目で確かめてみて下さい!
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