新大(新潟大学)工学部で核物質が発見?硝酸ウラニルはどんな物質で人体への影響はある?

新大こと新潟大学において、学内から管理下にない核物質(核燃料)が発見されたとして、SNS上で話題となっています。

発見された物質は硝酸ウラニルとの事ですが、この核物質はどの様な物質で人体への影響はあるのでしょうか?

早速調べてみました。

スポンサーリンク

新大(新潟大学)で管理下でない核物質が発見される?

新潟大学webページより引用
平成31年4月19日(金)本学環境安全推進室において,工学部から搬出された廃棄薬品の中から、未登録の国際規制物資(硝酸ウラニル)が発見されたため、4月23日(火)原子力規制庁に報告しました。これを受け、即時工学部内にて一斉メールで点検依頼したところ、同様の物資が発見されました。当該物資について、既に許可されている管理区域内の保管庫に移動しており、外部への放射線漏洩はありません。本来法令等に基づき、厳重に管理すべきところでありますが、未登録の国際規制物資が発見されたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。本学では、この度の事態を重く受け止め、適正な管理を徹底し、今後このようなことがないように再発防止に最善を尽くしてまいります。

この内内容を要約すると

  • 金庫で管理されるべき核燃料物質が廃棄物から検出された
  • 学外に核燃料物質の露出はなかった
  • 今現在は適切な場所に管理されている

という事ですね。

もちろん適切な管理をされていなかった事は良くない事ですが、その後迅速に核燃料物質の検出場所を特定して、適切な保管庫へ移動させた事と、学外に影響がある状況なのかを検査し、情報発信出来ていた点に関してはまずまずの対応と言えるのではないでしょうか?

ネット上では厳しい声や、不安を募らせた思いなどが見られている為、後々お伝えしていきますね。

スポンサーリンク

硝酸ウラニルはどんな物質で人体への影響はある?

さて気になるのは、今回発見された『硝酸ウラニル』とはどんな物質なのか?
人体への影響はあるのか?
タイトルが核燃料物質という事だけあって、凄く心配になってしまいますよね。そこで、早速この物質について調べてみました。

硝酸ウラニルはどんな物質?

ウィキペディアより
硝酸ウラニル(VI)(しょうさんウラニルuranyl(VI) nitrateは、化学式 UO2(NO3)2 と表されるウラニルの硝酸塩である。ウランは重金属なので、硝酸ウラニル(VI)は人に対して重金属一般の毒性を示す。また、窯業、ガラス工業の顔料、写真の増感剤などにも利用される。

ふむふむ。
分かったような分からない様な・・・。
馴染みのない名前であるものの、ガラスや写真にも使用されているという事は、実は私たちの生活に密接に関係する物質なのではないかと思います。

更に放射性に関する情報は以下の通りです。

ウィキペディアより
消防法危険物第1類酸化性固体として規制を受ける。
また原子力基本法に核原料物質として定められている。
またウランの同位体はいずれも放射線を発するので放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(放射性同位元素)等の規制を受ける。

また、235U 等を天然存在比以上の高濃度に含む場合は、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の核燃料物質としての規制を受ける。

硝酸ウラニル(VI)はα崩壊するので、霧箱などでα線の観測が出来るとされている。また、α線は蛍光物質を励起したり(カナリーガラス)、イオン化により炎を安定化する機能があるが、今日では硝酸ウラニル(VI)をその目的で使用することは少ない。

硝酸ウラニル(VI)は他のウラン化合物に比べ水溶性が高い特徴を持つため、核燃料の精錬や再処理での抽出プロセスにおいてこの物質に変換して化学的な精製を行うことが多い。
また、1999年の東海村JCO臨界事故の原因となったのはこの物質である。

放射性物質としての性質上、危険物質としての位置づけをされており、実際に過去にこの物質が影響して上記のような臨界事故も発生させている物質という事ですね。

そして放射性物質において最も気になるのは、その物質が人体にどの様な影響を与えるのかという事ですよね?

そこで今回新潟大学で発見された後のこの硝酸ウラニルは人体にどの様な影響を与えるのでしょうか?

以下に示していきます。

硝酸ウラニルは人体への影響はある?

結論から言うと、人体への有害性はあります。
しかし、影響を与えるか否かは、発生した物質の濃度により左右されます。

そこで今回同物質が検出された新大(新潟)では、硝酸ウラニルの濃度がどの程度のものだったのか調べてみました。

そこで分かったのは、4月24日に発見された物質容器から1m離れた所で測定した物質濃度は、0.09μシーベルト/hで、この数値は人体への影響を与える濃度ではないとう事です。

よって今回の報道で発覚した新潟大学での放射性物質は、学外及び学内においても人体への影響はないという事になりますね。

良かった・・・。

放射性物質というとやはり原子爆弾などの怖いイメージが先行してしまいますが、大切なのはその時点での薬物の濃度がどうなのかという事ですよね。

イメージは確かにしてしまいますが、物事の本質を理解すれば安心も得られる訳ですね。

今後新潟大学に限らず、危険薬物を取り扱う現場では特に、適切な管理方法と知識を定着させて、学生や学内関係者だけではなく、学外の生活する人々にとっても安心安全な状態で居られる様にする必要性がありますね。

それでは最後までお読み頂き、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。