2020年1月10日から公開された映画『パラサイト半地下の家族』略してハンチカの家族が早くも話題となっています!
タイトルからして怪しい雰囲気満載のパラサイト半地下の家族ですが、一体どの様な作品なのでしょうか?
また、絶賛の嵐で映画館に行くしかないと言われるその理由は何なのか?
この記事ではそんな話題沸騰中のパラサイト半地下の家族(ハンチカの家族)の評価や、あらすじの紹介だけではなく、結末のネタバレについてもまとめてみました!
ネタバレ内容は記事の最下方にありますので、ネタバレされたくない!という方は途中まででも作品の魅力をたっぷりお伝えしておりますので、是非ご覧下さい!
ハンチカの家族がホラー要素がある怖い映画なのか知りたい方は、別の記事でもご紹介しています!
Contents
パラサイト半地下映画のあらすじ
※パラサイト公式ページより引用
パラサイト半地下の家族の物語の主人公となるのは、全員が失業中のキム一家。
長男のギウはエリート大学生の友人から、自分が留学中に家庭教師の代打をしないかと話しを持ちかけられます。
受験経歴は豊富なギウはある意味『受験のプロ』として社長家族が高台に暮らす超裕福なパク氏の家に、身分を偽って家庭教師の面接を受けに行く事になります。
そこでパク氏の家族から気に入られたギウは、美術の先生も探していると声をかけられ、自身に続き手先の器用な妹のギジョンも超豪邸に紹介します。
キム一家は内職で生活を食つなぐ貧しい一家です。
窓を開ければ路上の消毒薬が家に散布され、ネット環境も最悪。
半地下の生活はとにかく暮らしにくい為、皆が普通の暮らしを求めて一生懸命生きています。
そんな生活から脱却しようと、ギジョンはパク氏の豪邸に『ある仕掛け』をしていくのです。
全く生活水準の異なるキム一家とパク一家ですが、この相反する2家族が交わる時、想像を超える悲喜劇が展開されていきます!
パラサイト半地下の家族の評価は?
パラサイト半地下の家族は、第72カンヌ国際映画祭において既に『パルムドール』を受賞して居ます!
更に映画情報サイトフィルマークスでは、2019年1月現在の注目作品期待度第1位に挙げる程の注目ぶり。
『全世界が鳥肌熱狂!ユーモア、サスペンス、アクションとその全てが詰まった超一級エンターテインメント』と表現される程に、文字通り全世界で大絶賛の作品となっています!
他にも以下輝かしい評価を受けています!
・第77回ゴールデングローブ賞で外国語映画賞を受賞
・第92回アカデミー賞で国際長編映画賞韓国代表に選出
・第54回全米映画批評家協会賞で最優秀作品賞、最優秀脚本賞をW受賞
・映画情報サイトiMBdで『アベンジャーズ/エンドゲーム』を超える8.6点
・映画批評サイトRotten Tomatoesで『トイストーリー3』を超える99%の支持率を記録する
・その他オバマ元大統領や、小島秀夫監督など超著名人がおススメ作品として表明するなど、とにかく物凄い評価を受けています!
実際にパラサイト半地下の家族の映画を観た方の意見をまとめてみました!
吉沢亮「YouTubeばっかり見ている同世代にこそ、映画館で観てほしい作品」―映画「パラサイト 半地下の家族」@ryo_staff @Parasite_JP #パラサイト半地下の家族
— モデルプレス (@modelpress) January 10, 2020
▼撮り下ろしインタビューhttps://t.co/illEmQwjWc
モデルで俳優の吉沢亮さんが、ここ数年で観た映画で一番と太鼓判を押す映画ですから、これは相当期待値が高まりますよね!
『パラサイト 半地下の家族』我慢できず先行公開で鑑賞。カンヌにゴールデングローブと賞を獲りまくってるのも納得の壮絶な面白さ。ある貧しい家族が裕福な一家の暮らしに潜り込む…という(ひどいけど)少し痛快な「寄生」っぷりに圧倒されるうちに、まさかすぎる事態に…。今は必見としか言えない。 pic.twitter.com/5yY8KwvkbX
— ぬまがさワタリ@『ふしぎな昆虫大研究』発売中 (@numagasa) January 6, 2020
『パラサイト』というタイトルが私も観賞前から気になっていたポイントでしたが、まさに『寄生虫』。
どの様にしてキム一家がパク一家に寄生していくのかは、映画を観た方にしか分かりませんよね・・・♪
『パラサイト 半地下の家族』観た!
— NISHIKI@CINEMAチャンネル (@n8cinema_jump) January 10, 2020
空、地上、半地下、そして地下。空間表現とヒエラルギーを連動させながら、禁じ手により這い上がろうとする家族の天国と地獄、快楽と絶望を追随する。
悪循環に連鎖する社会問題を、至極のエンターテイメントに昇華させた傑作です!!シンプルに面白い! pic.twitter.com/RZzc9o3nsx
『パラサイト 半地下の家族』我慢できず先行で観てきてしまった。あああああああ。殺人の追憶の時のような衝撃再び。じわじわきてる。もう何も言うまい。みんな観てくれ!!!!!!明日からやるからとにかく観てくれ(震) pic.twitter.com/tcRa8Q96vV
— 六助 (@gomokoupai) January 9, 2020
No.193
— 宮岡太郎@コワい映画レビュー (@tm19880113) January 5, 2020
「パラサイト 半地下の家族」(2019年)
★★★★☆
格差社会の上流と下流の埋めがたい差を、時にコミカルに、時にスリリングに、時にホラーに描いた傑作。神業的な演出のなかで、登場人物の逞しさ、狡賢さ、そして怒りが交錯。全編が見応えの嵐。それでいてエンタメにもなっている奇跡の一本! pic.twitter.com/8vtEGwSo4r
『パラサイト 半地下の家族』観た、スクリーンに引き込まれる映画とはこのことで、無駄なシーンがなく構図、心理描写、ストーリー展開全てが傑作で、エンタメであると同時に実在する社会構造を目の当たりにして鈍器で頭を殴られたような衝撃があった、そしてこのポスターの2重仕掛けに気付いてもうダメ pic.twitter.com/14haR6I7UR
— おゆろ (@Uro__is) January 10, 2020
一般の方々の意見も相当に高いものとなっていますね!
私自身も本作品を鑑賞した感想としては、とにかく無駄がない!
この様な社会描写を含む映画で多いのは、ストーリー展開には不要な無駄な時間があるという意見を持っていましたが、パラサイト半地下の家族ではそうした無駄が一切なく、全てのシーンが伏線と言っても過言ではない程に、展開が素晴らしかったです!
常に予想出来ない展開の連続で、ありとあらゆる映画の要素がたった132分の作品の詰め込まれているという事実に、控えめに言って衝撃を受けました!
超貧乏で生活も苦しいのに、何故か明るく魅力的なキム一家の幸せを願わずには居られないそんな作品だったなと思います!
パラサイト半地下の結末は?ネタバレ

パラサイト半地下の結末及びネタバレに関してですが、映画の予告動画にも書いてある通り、『ネタバレ厳禁』の作品となっています!
その為、結末を知りたい方は映画館に行って下さいとしか言いようがありません!
というか、ネタバレされたとしても、必ず映画館で観て欲しい作品です!
ただし、少しでも良いから知りたい!という方の為に、映画を鑑賞した方々の感想をもう少し詳しくお伝えして行きますね!
『前半は愉快な作品でした。演技派な個性豊かな俳優陣に関心してしまいます。ですが、段々と不気味な雰囲気がチラついてくるんです。偽物の生活は長くは続かないよって。身なり素振りでは誤魔化せない、染みついた貧乏の生活臭。どうしても埋まらない社会格差。あーこの家族の抱く憎しみや悲しみの感情は一体どこに行くんだと考えたら、見終わってからぐったりとしてしまいました・・・。ですが、それ程までに感情を揺さぶられる作品。新年から凄いもの見せられました!』
『痛快なコントゲームに笑っていたら突然現実に突き落とされました!染みついた生活臭は決して拭えない。汚れは雨で流され下へ下へと溜まっていく。溜まった汚れを彼らに消し去る事はもはや不可能。結局無計画が良いと目を覆ったその姿は、計画する事すら出来ない現在の貧困者が目を塞ぐ社会背景を物語っている様だった。人を殺めるシーンですら、コメディ要素を盛り込むが、もはやそのシーンは完全に笑えるものでは無かった。でもそれは、悲しみとか憎しみではなくて、観ているこちらもある種の快感を覚えてしまった事に恐怖を抱いた。ストーリーの中で失われた命は誰なのか、皆さんに是非その目で確認して欲しいです!
ハンチカの家族を鑑賞した筆者本人からの感想
ここからは個人的な感想を述べさせて頂きますが、ストーリー展開のテンポがとても良いです!
冒頭のキム一家の貧乏っぷりから、家族全員がそれぞれの職を見つけるまでのスピードや展開が心地よく、実際に裕福な家に寄生していく様は快感すら覚える物がありました。
またその中で、いつバレてしまうんだろう・・・といったスリルや、ところどころにちりばめられる決定的なキャストのセリフから、痛いところつくなー!と感心してしまいました。
また、コメディ要素を含み作品が始まる最中、時折見せるミステリーやホラー要素、そして謎解きと紐づけの連続。
正直単なる貧乏家族の寄生映画と思って観るのはもったいない作品でした!
もちろん結末に至るまでに、ご覧になる皆さんを良い意味で裏切ったり、驚かせてくれる事は間違いありません!
これ以上は更なるネタバレとなってしまう為、繰り返しとなりますが映画館でご鑑賞下さい!
正に陰と陽を巧みに描いた作品となっていますが、何故か悪い事をしているのに笑えてしまう。
悲しいはずなのに明るくなってしまう。
恐怖のはずなのに快感となってしまう。
最近の映画ではジョーカーがこれに似た感情だったかと・・・。
人間の奥底に潜む『やってはいけない』という道徳心を破りたいという感情を、全力で揺さぶられて、その結果現実を見せつけられ更に落胆する。
何もかも上手く行くばかりではない人生を見事に描いた本作品は、本当に評判通りいや、評判以上の作品となっていると言えるでしょう!
また、本作品は韓国作品であり当然出演するキャストも韓国人俳優の方々しか居ません!
その為、キャストはこれまで日本でまだ注目されていなかった方が多く見受けられますので、ハンチカの家族のキャストも是非注目して頂きたいポイントです!
ハンチカの家族映画のまとめ
ここまでパラサイト半地下の家族映画の評価や結末ネタバレについてお伝えしました!
映画館に行くしかない理由に関しては、ここまで記事を読んで下さったあなたなら、もうお分かりの事かと思います!
実際に観た人間にしか味わう事の出来ない、スリルや気持ち悪さ、そして快感と絶望。
筆者もこの記事を書くにあたり、つい筆が進んでしまう程に全力でおススメしたい映画作品の一つです!
この記事を読んで少しでも、観たい!と思ったあなたは、是非この機械にパラサイト半地下の家族映画をご鑑賞になってはいかがでしょうか!
最期までご愛読下さいまして、ありがとうございました!
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