悲しい事故が起こりました。
神奈川県内の病院で、陣痛促進剤を投与された後、この世を去った女性の遺族が、病院側の過失があったのではないかとして、約1億4,200万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
被害に遭われたのは29歳の若い女性です。
病院側のずさんな管理体制に驚きの声が広がっています。
訴えられた病院が発覚!?
という事で早速見ていきましょう。
29歳女性が陣痛促進剤使用後に死亡?
愛する子の出産と共にこの世を去る事になったのは、川島美沙さん(当時29)です。
彼女は2017年、神奈川県内の産婦人科のクリニックにて、長男を出産する際に陣痛促進剤を投与され、その後この世を去ったということです。
川島さんの遺族は、陣痛促進剤が適切に投与されず、その後も止血や輸血などの処置が確実に行われなかったとして、病院側を相手取り、およそ1億4,200万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
病院ではよく用いられる薬ですが、メリットとデメリットがある事をよく知っておかなければなりません。
私自身某大学病院の救命センターで勤める看護師ですが、やはり薬剤の使用にあたってはしっかりとリスクマネジメントをしている必要があります。
どうしても抑えられない副作用があったならば、副作用に対応する次の一手を、常に考えていなければいけません。
遺族の思いは?
美沙さんの妹は次の様に語っています。
切実な思いですよね。
恐らく、生まれた子供が大きくなるたび、
誕生日を迎える度に、家族は美沙さんを思い出し、辛い日々を過ごすのではないかと思います。
美沙さんの父・河村孝之さんのコメントです。
最愛の娘の命を粗末に扱われた。
父親としてそう嘆くのは当然の事ですよね。
残されたご遺族の心中をお察し致します。
提訴された病院が発覚!?
病院側は、取材に対して
「業務中のため、今は対応できない」
と対応を統一しています。
そんなずさんな管理体制の病院を調べてみましたが、現時点では特定には至りませんでした。
今後新たに情報が入り次第
随時お伝えしていきます。
まとめ
病院はやはり、家族の命を守ってもらいたくて、頼りにしている訳ですから。
そうした中でこの様な事が起きてしまうことはとても悲しい事ですよね。
みなさんにとって安全な医療が提供される様に、今後病院が更に発展していくことを願います。
最後までお読み頂いて、ありがとうございました。
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